仕上げ

2009年03月13日

事例151(瓦の割れ)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 金曜日って
 何か雨が多いような気がしますね。
 
 検査へ出かける前にメルマガ書いています。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「屋根瓦の割れ」
 ________________________
 
 151





 
 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 屋根瓦の割れ。工事途中で割れたもの。
 あとから見えない場所だと気が付かないこともある。


 ◆内容説明
 
 外装工事が終わり足場を解体する前の状況。
 
 この段階の検査で外部を点検すると
 屋根の上にゴミが落ちてたり
 このような材料の破損を
 発見することがあります。
 
 足場がなくなると
 外部は見える範囲が限られます。
 
 外部で仕事する人が伝えるか
 足場屋さんが伝えないとそのままになる
 恐れがあります。
 
 
 ◆対策
 
 足場上は高所であり業者さんへ任せた方が安全です。
 足場解体直前、外装チェックの実施を求めましょう。
 
 外壁の傷、シーリング不備、金物ビス留め忘れなど
 
 発見することがあります。
 
 
 
  
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■(2)編集後記
 
 
 自民党は12日、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の
 長期固定ローン「フラット35」について、
 住宅購入時の頭金を不要にする制度改正案をまとめた。
 
 というニュース。
 
 将来不安の経済状態の今
 
 預金が十分あり
 金利の低い住宅ローンをたくさん借りて
 預金は別に使う場合は別として
 
 頭金がない=貯金があまりない人が
 今の経済状況で
 安易に家を買おうと思うのでしょうか?
 
 土地や家の価格、給料が年々上がれば
 今買っておこうと思うかもしれません。
 
 景気回復のために
 住宅業界が景気良くなって欲しいですが
 
 無理なローンを組ませて買わせる
 ことは避けて欲しいです。

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2009年03月06日

事例150(勝手なリフォーム)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日は午後から東京で仕事、
 明日は横浜でセミナー参加してきます。
 
 今月は遠方での仕事が少し多いです。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「リフォームトラブル」
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 150







  
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 希望を無視しリフォームされた例。
 左が希望、打ち合わせの図面。右が実際完成した図面。
 玄関(黄)、キッチン(緑)、トイレ(赤)
 、浴室・脱衣(青)全て位置が違う。
 

 ◆内容説明
 
 結論を申し上げると
  「施工会社が勝手に工事をした」
  
 施主の話を聞くだけでは
   ほんとに? と思いますが
 
 現場、書類などを見たら納得できました。
 
 このようなケースは非常に稀です。
 リフォームの面倒な打ち合わせを省き
 勝手に工事をして
 集金し売上げにつなげたもの。
 
 個人ノルマや会社の売上げのために
 利用されただけのリフォーム工事。
 
 非常に悪徳なんですが
 施主のほうも無知でいろいろな書類に
 サインをしていまい自己責任を問われ
 結局は泣き寝入り。
 
 
 この詳細は今度、コラムとして
 記載させていただきます。
 
 
 
 ◆対策
 
 リフォームはトラブル確率が高いのに
 無防備な人が多い。
 
 まずは契約をきちんと行う。
 図面、見積りを把握してから契約書にサイン。
 
 
 
  
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■(2)編集後記
 
 
 スズキの会長兼社長の鈴木修著
 『俺は、中小企業のおやじ』日本経済新聞出版社に

 「こういうとき(不況時)には、外注先にコスト削減を
 強いるのはもってのほか、そんなことをしてはいかんのです。
 それは生産が増えているときにすることです。
 いまみたいなときは、内なるコスト削減、すなわち、
 おのれのマイナスをいかに減らすかに努力する。
 材料の質を落とすのではなく材料そのものを変えたり、
 不良率を減らす」
 
 とありました。
 
 ここ数年の住宅着工数はピーク時の3割以上減を推移し
 今年はさらに1割以上は落ち込む予想です。
 
 競争が激化すれば
 職人、仕入れコストを落としやすい。
 
 ここ数年、職人のコストも限界に近く
 これ以上のコストカットは品質に影響する可能性が高い。
 
 実例を一つ紹介しますと
 
 検査で大工さんにビスの間隔が遠いと指示すると
 「単価が安いからこれ以上はできない」と
 言われることはよくあります。
 
 ぎりぎり、又は赤字で仕事しているからこそ
 このような答えになるのでしょう。
 
 
 内なるコストの削減でも
 安易に社員の給料をカットすると士気が落ちる。
 
 幹部社員の退職例を最近見ています。
 
 安いことはいいことですが
 建築は人がかかわる部分が多く
 気持ち次第で品質が左右されるのは確かです。

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2009年03月03日

事例149(屋根板金のへこみ、さび)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日はあいにくの雨
 現場では
 土がぬかるむのが一番嫌ですね。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「屋根板金のへこみ、さび」
 ________________________
 
 149
  




 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 屋根の板金(棟部)のへこみ、錆び。
 完成の検査時、2階の窓から下屋が見えて発見。


 ◆内容説明
 
 下屋(2階建てで1階の屋根)の棟部分の板金
 が外装作業中に傷つき、錆びた。
 
 今回は構造的に重大とか
 法律、基準に違反している
 というものではありません。
 
 法律の本から引用させていただくと
 「美的損傷型瑕疵」にあたります。
 
 外部は内部に比べ職人さんたちが
 傷などに対して無頓着なことがあります。
 
 
 
 ◆対策
 
 完成検査時に内部だけでなく
 外も見ましょう。
 特に2階の窓をあけて周囲を確認。
 
 外部は足場を解体する直前に
 現場監督さんが品質検査すれば完成時に
 指摘を受けることは少ないです。

iekensa at 09:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年07月23日

欠陥住宅事例98(外壁タイルの落下)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 午後一番で行った完成検査
 ものすごく暑く、バテました。
 
 今は少し、体と頭回復しました。
 
 
■ 今回の事例__________________

 ・「外壁タイルの落下」
  _______________________
 
 98

  
 

 


 写真解説:サイディングの上に張った外壁タイルが
       剥離して一度に落下(白い部分が剥がれた箇所)
       接着の施工ミスによる。

 高価ですが、外壁メンテナンスを考えると一番良い
 
  「タイル張り」
  
 ここ数年、木造住宅ではモルタル(湿式)から
 接着剤でのはりつけ=「乾式」に変わってきました。
 
 
 写真の例はサイディングに直接タイルをはったもので
 築2年くらいでいきなり、一度に落下してしまいました。
 
 
 原因は、接着剤の配合ミスによる接着不良。
 
 職人の勘まかせで施工したようです。
 
 
 ・タイルが落下したときに下に人がいたら・・・
 ・保証が切れてから落下したら・・・
 
 被害が大きい部分だけに重要です。
 
 
 
 ◆対策
 
 車でも新車は不具合出やすいように
 
 新しい工法は、失敗の可能性が高いです。
 後々の対応含め、信頼できるメーカー品を
 選ぶ事でしょうか。
 
 
 
 
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■(2)編集後記(普段はメルマガのみに記載)
 
 
 ここ最近、トラブル処理の仲介を多くこなしました。
 
 ふと気づいた事ですが
 
 お客さんは
 
 ・高い基準を持ち、
 ・妥協は許さない
 ・賢い判断ができる、
 ・優れた見極める目を持っている
 
  「優れた消費者」が多くなっています。
  
 
 ただ、このような方は企業側から見て
 「クレーマー」扱いされてしまうケースがあります。
 
 
 言っている事は「あたり前」で「筋が通っている」のに
 
 業界特有の例えば住宅では
 
 ・現場の誤差
 ・職人技量や材料のばらつき
 ・コストの相対性(金額以上の品質を要求)
 
 などを超えて意見を主張したり
 
 過剰な金銭をペナルティーとして要求すると
 
 
 業者はお客様として扱わなくなります。
 
 
 トラブルは気をつけていても起きる事はあります。
 
 何も詳しい説明もなく事務的に
 
 「無理です」
 「できません」と言われたら腹立ちますね。
 
 きちんと対応してくれる業者を選ぶのと
 優れた消費者なら、相手のこと、業界の事も理解しましょう。
 本などである程度知識得られます。
 
 企業は最近、クレーム対応を良く研究してます。
 クレームを付けてかえって自分が損する事もあるのです。
 
 
 家は気に入ったけど・・・
 本当にその会社でいいのか
 契約前に良く考えましょう。
 

iekensa at 18:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)