設備

2008年06月13日

欠陥住宅事例90(ダクトの潰れ)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
  換気ダクトの潰れ
 
  〜排気効率ダウン
 
 
■ 今回の事例__________________
 
 ・「換気ダクトの潰れ」
  _______________________
 90

 
 

 

 写真解説: 天井裏、配管ダクトの潰れ

 築1年の住宅、
 欠陥住宅調査に伺い、
 天井裏をのぞいて発見
 
 
 どうしたらこうなるのでしょう
 
 何か障害があるわけでもなく・・
 
 
 天井裏に設置する前から
 潰れていたとしか思えません。
 
 換気扇はダクトを介して排気すると
 距離が長くなればなるほど
 排気効率は落ちます。
 
 今回は一部分が完全に潰れているため
 距離に関係なくかなり不効率です。
 
 
 
 
 ◆対策
 
 施工中にチェックできると良いですが
 最終の完成時に点検口内を見ましょう。
 
 
 今日、別の現場でダクトの接合部が
 外れている現場がありました。
 
 このような例は、よくあることです。
 

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2007年11月08日

欠陥住宅事例42

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
   『排水工事の不備』を紹介します。
 
 
■今回の事例_____________________

 ・洗濯排水の床下接続部で下水からの臭気を防ぐ措置
  をしていない。
  
  _________________________
 
 42






 
 
 今回の事例は構造的などと違い重大ではないですが
 良くある例でありまた、浄化槽でなく下水の場合
 虫も入ってくるので取り上げました。
 
 先週、この写真の現場ではありませんが、トイレ内
 の手洗いの接続部に隙間があり、そこから虫が入り
 虫だらけ(約50匹以上)の現場を見ました。
 
 これは気持ち悪かったです。
 あまりの気持ち悪さに写真を撮り忘れました。
 
 
 
 
 下水管の臭いははっきり言ってくさいです。
 トイレの排水、流しの排水が流れるので当然です。
 
 
 この臭いが部屋内に上がらないように設備機器には
 S字など「くにゃ」っと曲がった形状の「トラップ」
 が排水管の途中についています。
 
 あとは水道業者が接続口をきちんとすれば良いですが
 この部分のキャップが緩いとか、簡単なテープ巻き
 だけという事例がよくあります。
 
 
 部屋内でくさいと思ったらまず、今回の事例のような
 下水の臭気を疑ってください。
 
 
 
 ◆対策
 
 最近の設備機器は排水接続部にカバーがあり
 外すのが困難で検査時に見れないことが大半です。
 
 職人に任せるしかありませんが、入居後に臭いを確認
 することが良いでしょう。


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2007年08月23日

欠陥住宅事例23

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今回は「換気扇接続外れ」を紹介します。
 
 
■今回の事例___________________
 
 ・ユニットバスの換気扇、接続部で外れている
 
  _______________________
 
 23
 






 
 今回の事例は構造的なものではなくそれ自体たいした事が
 なさそうなものですがそのままにしておくと
 浴室の湿気が外へ出ずに内部へ排出され
 躯体を腐らせたりする恐れがある内容です。
 
 
 台所の換気扇は外れていれば臭いでわかりますが
 浴室は臭いがしないため気が付かず、大量の湿気が
 部屋内部へ溜まり木造などはカビ、鉄骨は錆びが
 発生します。
 特に高気密住宅で壁内通気がない家は躯体が早期に
 腐る恐れがあります。
 
 
 このような事例はユニットバスの天井にある
 四角の点検口をあけて踏み台を持ってきて顔を
 入れればわかりますが
 めったに見る箇所でなくいつまでも
 気が付く事がないでしょう。
 
 
 
 今回のような例がどのくらいあるのでしょうか?
 
 データは取っていませんが私の経験上
 100件に1〜2件くらいはあります。
 
 
 
 

 ◆対策
 
 やはり完成時にこの部分をのぞいて見るか
 最初大丈夫でも生活をはじめて実際に動かして外れる
こともあるので定期的に自分で点検するしかないでしょう。
 
 現在、自分で行なう定期点検マニュアルのようなものを
 作っています。できましたら無償でダウンロードできるよう
にしますし、検査依頼のお客様へ入居後時期を見て発送予定
です

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2007年07月31日

欠陥住宅事例19

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今回は「基礎工事の配管不備」を紹介します。
 
 
■今回の事例_____________________
 
 ・設備配管が鉄筋にテープで固定されている
 ・設備配管が近接して並んでいる
 ・配管を通すために後からコンクリートを壊している
  (専門用語ではつり)
 __________________________
 19
19-2




 
 
 1、鉄筋をテープで固定してしまうと
 
 テープを張った箇所は鉄筋にコンクリートが付かなく
 なるのと、テープが邪魔をしてコンクリートが流れ込まず
 空間を作ってしまい強度低下を招く。
 
 
 今回の例とは違いますが鉄筋のすぐ横に配管を設置する例を
 よく見ますがこれも厳密に言えば「コンクリートのかぶり」の
 問題などでNGの施工です。
 
 
 ほとんどの大手のハウスメーカーさんは専用の固定具を使い
 きちんと施工している。
 
 
 
 2、配管が接近していると
 
 コンクリートが配管で抜ける箇所が近くなり強度に
 影響を与えます。
 基準として配管の直径の3倍は芯〜芯で離したい。
 
 
 
 3、あとからコンクリートに穴をあけること
 
 鉄筋の位置を確認してあける事が大切ですが
 ほとんどは確認せずにあけられ鉄筋を切断している
 ことが多い。
 
 はつりあけた後の補修もきちんと補修用のモルタル
 (砂とセメントを混ぜたもの)が詰まっていないケース
 が多い。
 
 
 
 建物に配管は必要であるが、計画性のない配管は基礎だけでなく
 躯体も痛め、結果として強度を弱くすることがある。
 
 
 配管の種類として
 ・給水、給湯、排水、ガス、換気、空調、電気、電話、LANなど
  多種多様です。
  この中で径の大きく注意が必要なものは排水管と換気のダクト、
  空調の冷媒管です。
  
  

 ◆対策
 
 最近は住宅でもビル並みの換気システム(1種換気)が増えて
 配管だらけです。
 住宅の場合は設備計画は現場での行き当たりばったりが多く
 監督の指示なしに勝手に職人が位置を決めたり躯体に穴をあけたり
 することもあります。
 
 管理が甘い現場は対策が必要で
 現場で、職人を呼んでの事前の配管経路の確認をすると
 良いでしょう。
 
 特に2×4は配管のスペースが少なく要注意です。
 

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