雨漏り

2009年10月02日

事例206(雨漏り)


 こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 午後から打ち合わせが急になくなりました。
 
 ふと空いた時間も何かいいですね。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「雨漏り 」
 ________________________
 
 206
  





 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 外壁内側での雨漏り。
 赤外線撮影によって
 窓下から入り横へ広がっていることがわかった。
 
 
 ◆内容説明
 
 雨が漏るということで
 赤外線カメラを使って原因調査。
 
 表面には見えない外壁裏につたう
 雨漏りを発見。
 
 原因は窓下のシーリング切れと
 外壁内側の一次防水の不備。
 
 
 ◆対策
 
 外壁からの雨漏りは
 窓まわりや設備の貫通部が原因であることが多い。
 
 一次防水工事のチェック
 外壁施工、特にシーリング工事のチェックが重要です。
 
 
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■(2)編集後記

 
 今週、事務所から現場へ行く途中に
 基礎を壊している現場を見ました。
 
 工業化住宅の大手ハウスメーカーの現場で
 何か重大なミスがあったのでしょうか?
 
 品質管理ができている大手でも
 このようなことは起きるんですね。
 
 
 


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2009年07月31日

事例189(シーリングの劣化)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 火曜日痛めた足もほぼよくなりました。
 
  階段のない足場
  鉄筋の上 など
 
 つらい現場、一杯でしたが
 何とか乗り切りました。
 
 再発防止のため
 体つくりを真剣に考えないといけないですね。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「シーリングの劣化」
 ________________________
 
 189






  
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 築5年ほどでシーリングの一部が
 痩せてなくなり、下地が見える。
 防水10年保証に対して
 シーリングの劣化が早い。

 
 ◆内容説明
 
 シーリングが劣化で痩せて薄くなり
 穴があいたようになった。
 
 シーリングの劣化はいろいろな要因があります。
 
  硬化、紫外線、雨、サイディングの収縮など
  
 ここ最近のシーリング材は
 耐久性がよくなったと聞きますが
 メーカーや種類によりばらつきはあるでしょう。
 
 シーリングが切れても
 その下に防水層があるため
 すぐに雨漏りにはつながりませんが
 
 5年程度で切れたり、穴が開くのは早いですね。
 
 
 ◆対策
 
 シーリングの種類は
 外壁屋さんお任せが多いです。
 
 外壁の塗装やグレードは高いのに
 目地のシーリングは
 安価なものが使われる可能性があります。
 
 事前に種類を確認、指示することが大切です。
 
  
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■(2)編集後記

 
  人はきれいなものが好き
   
   だけどその状況を作るのは嫌い。
 
 
 わかりやすい例えは
 
  きれいなトイレは好きだけど
 
   トイレ掃除は嫌い。
   
   
 きれいな家を嫌いな人はいませんね。
 完成時、きれいな家は印象が違います。
 
 きれいな状況を作る
 人たちはすばらしいと思います。

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2009年05月26日

事例171(シーリングの穴)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今週末のセミナー資料
 90%新しくするため昨日、今日で作っています。
 
 パワーポイントの資料が計40ページほどになり
 今回は時間をかけています。
 
 セミナーは
 30日(土)高山市、31日(日)岐阜市で開催。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「シーリングの穴」
 ________________________
 
 171




 
 
 
 ◆写真解説  ↑クリックすると拡大します
 
 サッシまわりシーリングの穴。
 穴があれば防水の役割を果たさない。

 
 ◆内容説明
 
 外壁の目地やサッシまわりに施工する
 
  「シーリング」
  
 専門職による施工だと思いますが
 施工時に穴ができてしまった。
 
 
 雨がこの部分から入っても
 下地防水で躯体への侵入を防ぐことはできます。
 
 しかし、きちんと施工しておくことは基本です。
 
 
 ◆対策
 
 このような例は目視検査するしかありません。
 ただ、完成時は足場がないので2階などは見れません。
 できれば足場のあるうちに確認したいですね。

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2009年04月28日

事例164(シーリング忘れ)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 GWの影響?
 
 夕方の名古屋高速など渋滞がない。
 休みの人が多いのでしょうか。
 
 私は5月3日〜6日 休みの予定です。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「外壁 シーリング忘れ」
 ________________________
 
 164





  
 
 ◆写真解説
 
 外壁シーリング施工忘れ。
 雨漏りの原因になる。

 
 ◆内容説明
 
 単なる施工忘れ。
 
 完成時の検査をしていると
 たまに見ることがあります。
 
 防水の役割をする部分だけに
 施工忘れがあってはいけません。
 
 
 ◆対策
 
 ミスや忘れが起きないように
 工事中のチェックが大事です。
 
 
 瑕疵担保履行法が始まります。
 重大な瑕疵の場合、
 雨漏りしても保険が下りないケースがあるようです。

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■(2)編集後記
 
 
 4年ほど前、健康診断で
 胃カメラを飲みました。
 
 レントゲン撮影で何か影が映り、
 医師の指示で仕方なく
 
 苦しい思いをしましたが
 結果は異常なし。
 
 苦しい思いして、
 仕事も休み、
 お金も払って受けた胃カメラは結局無駄でした。
 
 しかし、その時は安心した気持ちの方が大きかったです。
 
 
 当社が持っている赤外線カメラは
 レントゲン撮影に似ています。
 躯体を痛めずに壁の内部などの異常を見る。
 
 
 最近、業者から赤外線カメラの結果について
 文句を言われました。
 
 「信頼できる機械なのか」
 「もし、壁を壊して異常がなかったら責任取れるか」など
 
 業者の立場になれば
 造ったものにけちを付けられ
 腹が立つのはわかります。
 
 ただ、事実として映る画像に文句しか言えないのは
 責任逃れとしか思えません。
 
 当社も異常画像を異常なしとは言えないし、
 過去の類似事例を参考にしながら最終判断をしています。
 
 レントゲン撮影で異常があれば
 胃カメラで見るように
 
 このような例も、言いくるめて逃れるものではなく
 費用、手間はかかっても内部を調べる必要があります。
 

iekensa at 17:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年11月11日

事例123(屋根下地防水の切れ) 

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 昨日、初めて暖房付けました。
 午前中は寒い、西向き窓の事務所です。
 冬はやっぱり南向きの部屋にあこがれます。
 
 
■ 今回の事例__________________
 
 ・「屋根下地防水の切断」
 ________________________
 
 123







 写真解説:屋根下地防水のルーフィング。
      瓦を切断した時に一緒に
      切ってしまった。 
 
 仕上げ屋根材の下に必ず施工される
 防水紙 通称「ルーフィング」

 2次防水、最後の防水の砦として非常に
 重要な役割をしています。
 
 
 今回の例は
 屋根の上で瓦を切断した時に
 一緒にルーフィングまで
 切ってしまったようです。
 
 そのままにしておくと
 万が一、雨が瓦などの下に入った場合
 雨漏りしてしまいます。
 
 
 最近、このルーフィング
 防水機能だけでなくプラス「遮熱機能」が
 あるものが出てきました。
 
 夏場の暑さや屋根の木部の保護に有効です。
 
 
 
 ◆対策
 
 今回は検査で屋根の上を歩いたため
 発見できましたが
 
 特に屋根の上は他の人は用事がなく
 職人さんのモラルに期待するしかありません。

iekensa at 17:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年08月13日

欠陥住宅事例103(屋根下地の重ね不足)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 仕事が片付かなく、休みなのに
 午前中書類整理です。
 
 
 
■ 今回の事例__________________
 
 ・「屋根下地防水紙の重ね寸法不足」
  _______________________
 103




 
 

 写真解説:屋根下地ルーフィングの重ね不足。
      写真の赤矢印が付くように重ねないと、
      雨漏りの原因になる。
 
 瓦など屋根材の下に必ず施工し
 
  防水の役割をする「ルーフィング」
  
 その重ね幅が不足している例。
 
 
 下から張り上げてきてジョイントは防水機能を
 果たすため100mm重ねます。
 
 写真を見るとわかるように
 材料には印も付いていているのですが
 
 急いで施工するためか
 このようになってしまったのでしょう。
 
 参考に施工例が載っています↓
 http://www.tyvek.co.jp/construction/product/roofliner/construct/

 屋根防水の最終の「砦」 
 あとから見えなくなる部分だけに
 きちんとした施工が必要です。

 
 
 ◆対策
 
 この工程での検査はタイミングが難しいです。
 すぐに仕上げ屋根材を載せてしまう時があるからです。
 
 高所でもあり、ご自身での検査は
 あまりお薦めしません。
 
 検査員か監督さんへ任せましょう。
 
 
 
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■(2)編集後記  (普段はメルマガのみに記載)
 
 
 ホームページに掲載してある
 「欠陥写真」153枚目になりました。
 
 
 それを解説している この
 「欠陥住宅事例1000連発」は103号となり
 
 
 最近、これら(バックナンバーブログ含め)を見たから
 
  「自分で欠陥を発見できた」
  
 というお礼のメールを多く頂いています。
 
 
    役に立てて嬉しいです。
 

iekensa at 10:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年01月31日

欠陥住宅事例60

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
   『雨漏りかもしれない』を紹介します。
 
 
■今回の事例_____________________
 
 ・「表面に出てこない雨漏り」
  _________________________
 
 60





 


  写真解説:サーモグラフィーカメラで天井を
        撮影した写真。左側の「青い丸」
        の部分は表面ではわからない
        雨漏りの疑い。


 雨漏りでもほんの少ししか漏っていない場合
 建材や木が水を吸って表面に出ません。
 
 昨年夏、処理した現場も雨漏りが表面に出てきたのは
 完成してから3年後でした。
 別の現場で6年後の発覚という例もありました。
 
 
 また、雨漏りで壁のクロスにカビが発生したのが
 完成後10年過ぎていて、内部を見ると木が完全に
 腐っていた例もあります。
 
 
 発覚が遅ければ遅いほど木が腐る可能性は高い
 
 なぜか?
 
 木は水分を保有すると腐朽菌の活動が活発になり
 時間が経てば腐りが進行するからです。
 
 腐った木は燃えたように黒くなり、手で触ると
 ボロボロと削れます。
 
 
 木造だけでなく他構造でも
 この表面に見えない
 雨漏りの危険性はあります。
 
 10年保証があるうちに発見しないと自費補修に
 なるので保証のまもなく切れる方注意して
 家を点検しましょう。

 
 
 ◆対策
 
 雨漏りに100%の対策はありません
 設計上、施工上の問題要因が多いからです。
 
 ・漏りやすい屋根形状、プランにしない。
 ・軒を出す。(軒のない家の雨漏り確率は高いそうです)
 ・防水下地をきちんと施工
 
 
 新築の場合10年間の瑕疵担保責任期間が
 あるので内外壁の変位に早く気が付くことです。
 
 サーモグラフィーカメラも発見に有効ですが
 これも状況によって映らないこともあります。
 
 

iekensa at 14:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)