事例435『鉄骨造床、溶接金網のジョイント』事例437『鉄筋かぶりなし』

2011年12月20日

事例436『表面上分からない シロアリ被害』

 こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日の予定3件は、全て自宅付近の現場。
 家から直行予定で、出発前に自宅で書いています。
 
 年末の休みまであと1週間ほど。
 明日は、大規模の建物調査があり、
 まだまだ気が抜けません。
 
 
■(1)今回の事例___________

  「表面上分からない シロアリ被害」
 __________________
 
 436

 
 ◆写真解説
 
 木造住宅の床束。表面上は分からないが、
 内部はシロアリに喰われ空洞化している。
 
 
 ◆内容説明
 
 叩くと軽い音がしたので、マイナスドライバーを刺したら
 中が空洞だった。
 
 床下は、換気孔から光が入るため、
 光を嫌うシロアリは、表面を喰わないようです。
 
 床下で、シロアリの有無を調べる時は、
 木材を叩いてみることも重要です。
 
 
 ◆対策
 
 シロアリ被害を防ぐには、
 定期的に検査をして、早期発見すること。
 
 
====================

■(2)編集後記

 
 11、12月は、完成現場が多かったです。
 
  忙しくなると、仕上げ工事も雑になる?
 
 実際はそうでもなく、先週あたりは1年を通じ、
 きれいに仕上がっている現場が多かったです。
 
 
 「傷や汚れは、仕方がない」
 過去、建築業界では当たり前の考えでした。
 
 今でも、そう思っている人、
 実際に口に出して言う人は、未だにいます。
 
 
 断熱や構造など、建物の性能の向上に伴い、
 細部の施工精度も重要になっています。
 
 仕上げをおろそかにする姿勢は、見えない壁内など、
 他の部分もきちんとしていない可能性が高く、注意が必要です。
 
 
 業者の見極め方の一つ、
 「完成時、私が傷、汚れを検査する機会はあるか」と聞く。
 
 「ありません」とか
 「30分でお願いします」
 
 などの回答は、品質を重要視していない事が分かります。
 
 
 
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iekensa at 08:38│Comments(1)TrackBack(0) シロアリ 

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この記事へのコメント

1. Posted by 迷惑   2014年01月05日 19:01
1 こん

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