事例421『壁が斜め?』事例423『ホルムアルデヒド濃度』

2011年11月01日

事例422『ホールダウンボルトの切断』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 一部で、大工さん不足などの話を聞きます。
 
 確かに、どこのメーカーに話を聞いても
 忙しいという返事が返ってきます。
 
 この状況が今後も続くと思えないので、
 忙しさが一息付くのは、もうそろそろでしょうか。
 
 
■(1)今回の事例___________

  「ホールダウンボルトの切断」
 __________________
 
 422

 
 
 
 ◆写真解説
 
 ホールダウンボルト。
 先に埋め込んだが、長さの間違いに気づいたため、
 カットすることで、ごまかそうとした。
 
 
 ◆内容説明
 
 ベタ基礎、2回目のコンクリート打ち前検査での指摘。
 
 埋め込み深さ確保のため、ホールダウンボルトを、
 先に埋め込んだ。
 
 しかし、埋め込み深さの間違いに気がつき、
 基礎が完成したら分からないように、
 途中をカットし、調整した。
 
 当然埋込み深さが不足し、引き抜き力が劣る。
 
 
 ◆対策
 
 コンクリートを打ってしまうと
 見えなくなるものは、たくさんある。
 
 打設前の検査が重要。
 
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 先日お客さんに、こんなことを言われました。
 
 「長井さんが書いた書類は、間違っているのか?」
 
 
 このいきさつは、お客さんが欠陥検査の報告書を添えて、
 相手業者に修理・補修費用の請求を出した。
 
 その回答が、「瑕疵はないので応じられない」だったそうです。
 
 お客さんは、専門的な事が分からないので
 そう言われると、報告書が間違っているんだと、思ったそうです。
 
 
 紛争において、相手に認める気がない場合は
 
 ・時効だ。
 ・瑕疵はない。

 などの、全否定から始まります。
 内容が正しい、間違いに、かかわらずです。
 
 認めてしまえば、責任を取らされるから
 嘘でも、そう言ってきます。
 
 
 時効だ、瑕疵はないと、言わせないためには、
 
 早期の行動。
 できれば、工事中にチェックしておくことが大事です。
 
 
 
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iekensa at 22:18│Comments(0)TrackBack(0) アンカーボルト 

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