2011年07月08日

事例389『モイス 釘打ち忘れ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日の検査は、躯体の構造検査3件。
 
 
 他の予定もあれこれ、あったため
 いつもは2名行うところ、1人で検査に行き、
 暑い中、現場に居る時間が長かったです。
 
 
■(1)今回の事例_______

  「モイス 釘打ち忘れ」
 ______________
 
 389

 
 
 ◆写真解説
 
 耐力面材モイス、釘の打ち忘れ。
 基準どうり釘打ちしないと、所定の耐力が出ない。
 
 (編集後記にメーカー名を表示します)
 
 
 ◆内容説明
 
 木造住宅で、耐力的に強くする理由から
 筋交いの代わりに
 面材を使う会社が増えています。
 
 イメージとしては2×4。
 
 
 筋交いの固定は、両端部を金物で留めつける。
 使うビスの数としては30本くらい。
 
 面材は外周部、中間を釘で固定。
 1枚当たり約100本の釘を使う。
 
 
 筋交いに比べ、使う枚数も多く
 釘の打ち忘れが起きやすい。
 
 
 ◆対策
 
 釘の数が多いため、一部分だけしか
 見ない社内、保険の検査が多いようです。
 
 全数見るのは、思ったより大変ではない。
 全数検査しましょう。
 
 
==================

■(2)編集後記
 
 
 先週末、タマホームの新聞チラシの
 この部分に目が留まった。
 
  「住宅販売価格表示」
  
 
 多くのローコストメーカーは、坪25万とかいう表示です。
 
 しかし、実際に坪25万円では、家は建たない。
 
 
 坪数と言っても、バルコニーなどの面積まで含んだ
 「施工面積」を掛ける。
 さらに、坪単価に含まれていない工事等を足すと
 最終的に価格は、坪40万円を超える事が多い。
 
 
 タマホームは、今まで別途見積もりだった
 地盤調査、工事監理、設計料、産廃処理費、
 屋外給排水工事などを価格表示に含めた。
 
 
 基本プランがあるからできることですが、
 タマホームが実際の価格を表示すると、
 困る会社も出るでしょう。
 
 
  売り建て業者はタマホームより坪10万円以上高い。
  
  大手メーカーは倍の値段。
  
 このように比較対象になるからです。
 
 
 家の仕様を比べたら、タマホームは良い方です。
 
 標準で「長期優良住宅」に対応している。
 そうなると、構造躯体の劣化対策、耐震性、
 維持管理・更新の容易性、可変性、バリアフリー性、
 省エネルギー性などの性能がある。
 
 
 比較対象として、これからは注目を受けやすいでしょう。
 
 
 今回は、タマホームの宣伝をした感じになりましたが、
 購入を勧めているわけではありません。
 
 
 今日、検査に行ったタマホームの現場、
 
 構造金物の付け忘れ
 ボルトの締め忘れ
 ビス抜け、釘打ち忘れが、いくつかありました。
 
 今日の事例に出した「モイス」も、
 タマホームの現場の指摘。
 
 
 仕様が良くて、価格が安いということは
 利益とともに、施工などの管理経費も抑えている。
 
 図面、基準どうり、確実に施工できれば
 お得な買い物だと思う。
 
 
 
 
 住宅業界の内情を広く知っていただくため
 人気ブログランキングに参加しています。
 ↓ポチっと応援、お願いします!
 
 人気ブログランキングへ
 
 
 
 このブログは、まぐまぐのメルマガでも読めます。
 登録はこちらから
 →http://archive.mag2.com/0000238034/index.html
 
 
 長井のツイッター
       http://twitter.com/ryojinagai


iekensa at 20:06│Comments(0)TrackBack(0)躯体全般 

トラックバックURL

コメントする

名前
URL
 
  絵文字