事例384『筋交い金物のビス不足』事例386『断熱材のごまかし』

2011年06月24日

事例385『かぶりがない』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日完成検査に行ったタマホームの現場。
 仕上り具合が、とてもきれいでした。
 
 この現場が、たまたまいいのではなく、
 ここ1年ほどで検査した全ての現場がきれい。
 
 平均すると、値段が高い一流ハウスメーカーより、
 ローコストメーカーの方が、仕上げがきれい。
 
 私が見る限り、断言できます。
 
 
 
■(1)今回の事例__________

  「かぶりがない」
 ________________
 
 385
 
 
 ◆写真解説
 
 かぶりが全く取れていない。
 
 玄関タイルを張る箇所、仕上げの収まり上、
 写真のように断熱材を入れて
 基礎幅を狭くする施工をよく見かける。

 
 ◆内容説明
 
 かぶり不足が起きやすい箇所。
 
 このままコンクリートを打った場合、
 鉄筋が完全に露出する。
 
 
 基礎の強度低下、耐久性に問題がある。
 
 
 ◆対策
 
 ベタ基礎の場合、1回目のコンクリート打設前の
 配筋検査は、ほとんど行う。
 しかし、2回目のコンクリート打設前の検査を
 やっている会社は少ない。
 
 基礎職人は、かぶりを気にしない人が多いので
 このタイミングでの検査は重要です。
 
 
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■(2)編集後記
 
 
 私のブログ。
 ライブドアからアメブロへ移転します。
 
 (しばらくは両方へ記事をアップします)
 
 
 昨年あたりから、いろんな方から移転を薦められ、
 最終的には読者の方から、
 薦められたのがきっかけになりました。
 
 
 現在でも、私にとっては多いな〜と思うくらい
 多くの方に読んでいただいています。
 
 移転後も変わらず、発信し続けますので
 よろしくお願いします。
 
 
 
 
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iekensa at 20:45│Comments(0)TrackBack(0) 基礎かぶり、コンクリート 

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