2011年05月06日

事例371『壁の隙間』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今朝、眼科へ行くため電車に乗りました。
 
 電車の中及び、駅はかなりの人。
 GW中ですが、今日は仕事の人が多いようです。
 
 
 
■(1)今回の事例___________

  「壁の隙間」
 __________________
 
 371

 
 ◆写真解説
 
 パネル据付精度が悪く、
 ユニットバスの外壁に約7mmの隙間ができた。
 
 これでは、カタログで表示されている
 防火性能をクリアできない。

 
 ◆内容説明
 
 高耐火性能を売りにしている大手ハウスメーカーの
 ユニットバスの天井点検口をのぞいたら、
 壁に隙間が見えた。
 
 パネルの精度が悪く、空いてしまったと思われるが
 隙間を埋めるなどの処置もなく、放置した状況をみると、
 ここの品質管理は、いい加減だと思う。
 
 
 高耐火性能のメリットは、省令準耐火仕様など、
 耐火性能によって、火災保険の割引がある。
 
 標準仕様でない場合、
 追加費用を出して、耐火性能を上げる方もいます。
 
 
 
 ◆対策
 
 高耐火性能の施工、まずは基準を理解することが大事。
 
 大手ハウスメーカーでは施工マニュアルが存在するが、
 大工さんが十分理解していないケースもある。
 
 
 保険会社から「詐欺だ」と言われないように
 施工中のチェックが大事です。
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 自宅の斜め前で昨日、注文住宅の地鎮祭があった。
 
 私はそのとき留守だったため、
 業者が工事の挨拶にきて、置いていった紙を
 帰宅してから見た。
 
 それを見た感想は
 
 ・・「宣伝チラシか?」
 
 
 紙面の大半は、◆エ△ホームの性能について書かれている。
 
 チラシと勘違いして捨ててしまい、
 工事挨拶に来ないと思う人もいるでしょう。
 
 そこまでして、売り込みたいかと思う。
 
 
 売り込み文句で、目に付いたのは
 「コストパフォーマンスが高い
   (高性能だけど安い)」という文字。
   
   
 安くて、いい家は確かに存在する。
 私も何度か見ているし、メーカーも言える。
 
 しかし、大半は「安かろう=悪かろう」です。
 
 
 
 「原発は安全だ」と同じで
 「安くていい」、・・・言うだけは簡単。
 
 
 焼肉チェーンの集団食中毒事件。
 ニュースを見ると、この店舗は、
 価格の安さを売りにしていたようです。
 
 安くするために=手(手数)を抜く、管理を抜く、材料を落とす
 
 これらは普通のことでしょう。
 
 
 建築は壁の中など、あとから見えないところで、
 主に手を抜かれるので、誰も気づかない。
 
 工事中の検査を行う第三者検査も
 業者から注文を受ける立場であり、
 どこも施主が期待しているレベルではない。
 
 
 チラシを鵜呑みにせず
 自分なりによく考えてみることが大事です。

 
 
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iekensa at 14:54│Comments(0)TrackBack(0)その他 | 躯体全般

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