2011年04月05日

事例362(土台とアンカーボルトのズレ)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 最近、資材入手難の影響で
 検査予定がズレやすい。
 
 そのため、急に予定が空くこともあり
 今日は、久しぶりに全休としました。
 
 
 当社は、曜日関係なく、
 予定が入れば動くため、休みが不定期です。
 そのため、連絡などでご迷惑をおかけすることもあります。
 
 メールは、私のスマートフォンへ転送されるため
 携帯からでもメールを頂くと、急な相談などは対応できます。
 
 
 
■(1)今回の事例___________

  「土台とアンカーボルトのズレ」
 __________________
 
 362

 
 
 ◆写真解説
 
 床下で発見。基礎のズレにより、
 アンカーボルトがほぼ完全に外れている。

 
 ◆内容説明
 
 基礎の位置ズレにより、土台が芯に取り付かず
 アンカーボルトが外れてしまった。
 
 これではアンカーボルトの役割を果たさない。
 
 
 建築基準法施行令 第四十二条2  
 「土台は、基礎に緊結しなければならない」
 
 法律で謳われる非常に、重要な部分です。
 
 
 
 ◆対策
 
 1階の床組を先行して工事する場合、
 基礎のズレなどがあっても、隠れてしまう。
 
 だから、隠蔽前の土台敷き、
 1階床組時の検査は重要です。
 
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 安全だと言われていた「原発」。
 今回の地震で、絶対に安全でないことが分かった。
 
 人命に関わること、想定外という言い訳では済まされない。
 危険予知のレベルが低かったと思う。
 
 
 
 住宅の構造も
 はっきり言って大地震が来るまで
 その家が絶対に安全か、どうかは分からない。
 
 
 住宅瑕疵担保履行法や品確法で、
 構造は10年保証になっている。
 
 保証があると安心な気になるが、
 地盤沈下以外、大地震が来なければ、
 素人が、構造瑕疵に気がつくことはない。
 
 また、大きな地震が来れば
 「想定外」と言って逃げれる可能性もある。
 
 だから住宅営業や、建築士など技術者は
 深く考えなくても「地震に強いです」と言える。
 
 
 机上の計算だけで、全て安心とは思えない。
 昨年だと思うが、実物大の実験で、耐震等級2の家が
 倒壊したニュースもあった。
 
 地震の揺れと言っても
 「横揺れ」、「縦揺れ」、「揺れの周期」など、さまざまです。
 
 人工的な揺れで実験しているにすぎず、
 自然の揺れと、違うことから起きたのでしょうか。
 
 
 ベテランの大工さんから、こんな意見を聞いたことがある。
 
 「現在の木躯体図面は、実際にどう力が加わるか、
 考慮されていない。」
 
 具体的には、
 「筋交いの向きがおかしい」
 「梁の方向、位置がおかしい」などと言っている。
 
 
 基準法だけクリアすれば、よいのではなく、
 それぞれ形、条件の違う家の、構造的な弱点を見つけ(危険予知)
 そこをどう改善(予防)するかまで、
 検討する必要があると思います。
 
 
 
  適当な売り言葉に、騙されないことが必要です。
 
 
 
 
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iekensa at 23:16│Comments(0)TrackBack(0)アンカーボルト | 躯体全般

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