事例356『石膏ボードによる床のたわみ』事例358(バルコニーのおさまり)

2011年03月18日

事例357(ビスの不備)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 名古屋は停電やガソリン不足の影響もなく
 いつもと変わらない生活ができています。
 
 ただし、2Lの水など、
 買占めは少しあるようです。
 
 マスコミの情報などに惑わされず、
 自分でよく考えて、行動していこうと思います。
 
 
 
■(1)今回の事例___________

  「ビスの不備」
 __________________
 
 357

 
 
 ◆写真解説
 
 筋交いプレートのビスが、
 柱の背割りに施工されている。
 
 これではビスがきかず、金物固定の意味がない。

 
 ◆内容説明
 
 柱の背割部。
 この空洞部にビスを入れても意味がない。
 
 
 素人でもわかる例で
 大工さんも当然、ダメなことはわかっている。
 
 金物の形状が合わなければ、違うものを取ればよいのに
 面倒なのか、そのまま施工されている。
 
 
 あとから見えなくなる部分は
 手を抜かれやすい。
 
 
 ◆対策
 
 木構造の検査で、全数検査する。
 
 
 
=====================

■(2)編集後記
 
 
 名古屋の住宅現場でも、資材が入ってこない
 という状態が出ています。
 
 来週になれば、今後の状況がはっきりすると思いますが、
 現場が止まれば、いろんな影響が出ます。
 
 一番の懸念は経済の停滞、下降。
 
 
 復興には、財源が必要。
 
 税理士に聞いた話ですが、
 過去に復興目的で、法人税が一時的に
 上がったことがあるそうです。
 
 お金、利益が無いところから税金は取れない。
 経済が良くないと、税収は増えない。
 
 
 
 スタッフは、理解できないと言ってましたが、
 
 私は自粛せず、今までどうりに生活し、仕事して
 必要なものは先延ばしせずに、
 逆に早めに買っていこうと思います。
 
 もちろん、食料品の買いだめなど
 被災地のためにならないことはしません。
 
 
 不安から、お金を銀行に貯め込んでも、
 そのお金で、銀行が国債を買い
 国の借金を下支えするだけ。

 もうすぐ1000兆円に届く国債を発行している現状、
 それがいいとは思えません。
 
 
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iekensa at 15:16│Comments(0)TrackBack(0) 木造構造金物 

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