2011年01月25日

事例342(梁の切り欠き)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 昨年の冬までは、新築完成現場を
 靴下で歩いても、足は冷たくならなかった。
 
 しかし、今年は足の冷えに耐えきれず
 先週、室内履きを購入。
 
 急に、血行が悪くなったのでしょうか。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「梁の切り欠き」
 ________________________
 
 342

  
 








 ◆写真解説
 
 梁の真上に配管を立ち上げる必要があるため、
 梁を欠いた。
 
 設計時の配慮不足。
 構造的に弱くなることは確実。
 
 
 ◆内容説明
 
 この配管は2階トイレの手洗いの給水と排水。
 
 設計時に、梁の向きなどを確認していないために
 このような結果となった。
 
 
 事前に、細部の取り合いなど考えず
 行き当たりばったりの施工が、住宅では一般的。
 
 基礎でも簡単に、あとから穴を開ける場合も多い。
 
 
 
 ◆対策
 
 設備で構造材を痛めないように
 工事前に図面上でのチェックをする。
 
 このように痛めてしまった場合は、補強する。
 
 
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■(2)編集後記
 
 
 住宅の検査(ホームインスペクション)を扱う団体が
 今後増えそうです。
 
 役所や保証など、国の制度の検査は不十分であり
 これとは別に、検査を入れる必要性が広がることはよい事です。
 
 
 ただ懸念は、施工業者なども、検査団体を作ろうとしていること。
 
 現在、確認申請や性能評価などを行う民間の検査機関で
 ハウスメーカーが出資し、OBなどが社員の会社もある。
 それを、第三者機関と言うのは違和感がある。
 
 
 検査(インスペクション)において、
 検査の品質以上に難しいのが倫理。
 
 
 ドラッガーがプロの倫理としてこう言っている。
 
  「知りながら害をなすな」
 
 
 10年検査してきた私が、はっきり言えることは、
 
 検査員の自立性、私的利害の排除がないと、これを守れない。
 
 
 施工者の社員が検査員の場合、圧力に反発するには、
 会社を辞める覚悟がなければ無理でしょう。
 
 
  
 顧客アピール、その後の受注のために発足するなら
 それは自らの利益だけのためである。

 業務内容や範囲を明快にすべきです。
 
 
 依頼する側もよく見極めないと、無駄金を払うことになる。
 
 

 
 
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iekensa at 21:27│Comments(0)TrackBack(0)躯体全般 | 設備

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