2010年04月16日
事例260(柱(小屋束)の寸足らず)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今年から、検査を依頼していただいた方へ
2ヶ月に1回程度、別のメルマガを送っています。
内容は、家のメンテなどの情報や、
ファイナンシャルプランナーによる
家計などのお金の話なども記載。
こちらが勝手に登録しているため
転居時など
メールアドレスを変えていると届きません。
アドレス変更された方で
購読希望の方はご連絡ください。
nagai@ie-kensa.com まで
■(1)今回の事例_________________
「柱(小屋束)の寸足らず」
________________________
◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
屋根を支える柱(小屋束)が短い。
これでは荷重を伝えられず、
屋根が下がる可能性がある。
◆内容説明
写真は屋根裏で撮影。
屋根荷重を支える柱の根元を撮っています。
原因は、寸法の計算ミス。
ミスは仕方がないとして
そのまま建ててしまうのは悪質です。
◆対策
屋根裏も完成すると見えない部分。
このような箇所に瑕疵が隠れている場合が多い。
工事中に検査することが一番ですが、
できなかった場合、
あとからでも確認してみることが大事。
(通常、点検口などから確認できます)
==========================
■(2)編集後記
先回、「仕上げの品質」の話を書きました。
今週、相談があった例でも
この「仕上げ品質」の悪さが原因で
調停にまで発展する例がありました。
その内容は、完成した家が、
傷、汚れだらけ、段差など、
とてもプロの仕事とは思えない仕上げ。
だから、きれいに補修するまで最終代金を払わない
ということ。
家を売る業者は
「価格」、「サービスの良さ」、「性能」
そして「品質」の4点を
売りとするケースが多いと思います。
ただ、完成した家を買う以外は、
契約時に品質は確認できません。
あとから、品質で「がっかり」しないように
品質については
買う側、業者側も重視して欲しいです。
品質が原因で紛争まで発展すると
業者の「サービス」も悪くなり
結果、「安かっただけの家」となり
家を建てたことに後悔します。
もめてから相談に来る方は皆、
もっと早く現場を見てもらえばよかったと言います。
やはり予防が重要です。
今年から、検査を依頼していただいた方へ
2ヶ月に1回程度、別のメルマガを送っています。
内容は、家のメンテなどの情報や、
ファイナンシャルプランナーによる
家計などのお金の話なども記載。
こちらが勝手に登録しているため
転居時など
メールアドレスを変えていると届きません。
アドレス変更された方で
購読希望の方はご連絡ください。
nagai@ie-kensa.com まで
■(1)今回の事例_________________
「柱(小屋束)の寸足らず」
________________________
◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
屋根を支える柱(小屋束)が短い。
これでは荷重を伝えられず、
屋根が下がる可能性がある。
◆内容説明
写真は屋根裏で撮影。
屋根荷重を支える柱の根元を撮っています。
原因は、寸法の計算ミス。
ミスは仕方がないとして
そのまま建ててしまうのは悪質です。
◆対策
屋根裏も完成すると見えない部分。
このような箇所に瑕疵が隠れている場合が多い。
工事中に検査することが一番ですが、
できなかった場合、
あとからでも確認してみることが大事。
(通常、点検口などから確認できます)
==========================
■(2)編集後記
先回、「仕上げの品質」の話を書きました。
今週、相談があった例でも
この「仕上げ品質」の悪さが原因で
調停にまで発展する例がありました。
その内容は、完成した家が、
傷、汚れだらけ、段差など、
とてもプロの仕事とは思えない仕上げ。
だから、きれいに補修するまで最終代金を払わない
ということ。
家を売る業者は
「価格」、「サービスの良さ」、「性能」
そして「品質」の4点を
売りとするケースが多いと思います。
ただ、完成した家を買う以外は、
契約時に品質は確認できません。
あとから、品質で「がっかり」しないように
品質については
買う側、業者側も重視して欲しいです。
品質が原因で紛争まで発展すると
業者の「サービス」も悪くなり
結果、「安かっただけの家」となり
家を建てたことに後悔します。
もめてから相談に来る方は皆、
もっと早く現場を見てもらえばよかったと言います。
やはり予防が重要です。
iekensa at 10:08│
│躯体全般