事例250(壁内結露)事例252(アンカーボルト付近のはつり)

2010年03月16日

事例251(床の手抜き工事)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 昨日は電車で長距離を移動。
 
 電車に乗ると視線が高いため
  屋根に目がいき、
 
 あるメーカーの屋根形状を
  はじめて知りました。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「床の手抜き工事」
 ________________________
 
 251
 





 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します。
 
 鉄骨造の2階床を下から見た写真。
  あるはずのコンクリートがなく、合板が見える。
  手抜き工事。
 
 
 
 ◆内容説明
 
 写真の赤い鉄板(デッキプレート)の上は
  本来、コンクリートが打たれる。
 
 1階天井点検口から見たら
  コンクリートを打った形跡は全くない。
  
 
 コンクリートのある、なしで
  構造に影響し、今回、弱くなることは確実。
 
 
 稀な例だと思いますが、
  こんなことが実際には起きてます。
 
 
 
 ◆対策
 
 現場の監理が機能していれば起きない事例。
 
 躯体の重点事項は検査すべきです。
 
 
 
==========================

■(2)編集後記

 
 
 先日、兵庫県で塾を経営する西角けい子さんの本を読みました。
 
 
 「子どもの成績は、お母さんの言葉で9割変わる! 」
  ダイヤモンド社
 
 発売前、西角さんと名古屋で会う機会がありました。
 
 製作の裏話などを聞きき、非常に興味がわき
  発売と同時に購入しました。

  
  
 教えるプロでありながら、自分の息子は受験に失敗したとか、
  著者の実体験がぎっしり詰まっています。
 
 

 家造りも大変ですが、子供の教育はもっと大変。
  親の思うようにはいきません。
  
 
 私の長女は中学生。
 
 自分の意志で入った塾なのに、成績は下がる一方。
  2学期末でやめたら、3学期のテストで点数が上がった。
 
 結局は本人のやる気なんですね。
 
 
 
 この本はお母さんが対象ですが、
  誰が読んでも参考になります。
  
 
 特に、「褒めないと伸びない部下」を持つ方にも
  お薦めです。
  

iekensa at 11:31│Comments(0)TrackBack(0) 躯体全般 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
事例250(壁内結露)事例252(アンカーボルト付近のはつり)