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2009年10月20日

事例211(床根太下部切り欠き)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 事務所移転のための片付けと
 来週月曜日のセミナー準備に追われています。
 
 事務所移転をきっかけに整理方法を確立したく
 「整理HACKS!」とかいくつかの整理関連の本を読み
 名刺をデータ化したりしています。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「床根太の切り欠き 」
 ________________________
 
 211
 




 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 2×4 2階床根太下部を電線が貫通している。
 床荷重を支える床根太で
 耐力上切り欠きしてはいけない箇所を
 欠いている。
 
 
 ◆内容説明
 
 このところよく見る例。
 2×4の床根太は梁と同じ役割をしています。
 
 中央下部など力がよくかかる箇所は
 切り欠き、穴あけが禁止されていますが
 電気屋さんが無知ですと今回の例のようになります。
 
 余裕があればよいですが
 ボードなど重たいものを載せると
 たわみが大きくなります。
 
 
 ◆対策
 
 2×4は制約がいろいろあります。
 まず、監督さんが基準を覚えないと
 何が悪いか判断できません。
 
 
==========================

■(2)編集後記

 
 当社の完成検査はお客さんの立場になって
 2名で傷、汚れなども指摘します。
 
 そのため、完成検査に限っては社内検査をしていても
 指摘ゼロというのはかなり難しい。
 
 
 先週土曜日の完成検査で
 開始40分までは指摘が出ない現場がありました。
 最終的に11項目出ましたが
 
 今年いや近年では最優秀現場です。
 
 
 工事中に傷、汚れはつき物です。
 
 できるだけ付けない気配り、工夫。
 付いてもきちんと補修する姿勢は
 品質に気を配る業者の証拠。
 
 
 このいい業者さんは
 
 岐阜県大垣市の岡本住建(株)さん
 基礎から完成までほぼ完璧でした。
 
 監督の服部係長はかなり優秀です。
 
 (↑お客様から依頼された検査で
  業者さんを売り込んでいる訳ではありません)
  
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 事務所移転のため
 電話番号が変わるので注意してください。
 
 10月23日(金)午後から
 新電話番号 052−739−5471
 新FAX番号 052−739−5472

iekensa at 21:50│Comments(0)TrackBack(0) 躯体全般 

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