事例169(筋かい未固定)事例171(シーリングの穴)

2009年05月22日

事例170(小屋通気ふさぎ)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 

 水曜日、東京へ行くとき
 マスクをするかどうか迷いました。
 
 関東で女子高生初感染のニュースの前日でしたし
 マスクも売り切れのせいか
 
 新宿駅でもマスクをしている人の確率は
 10〜20%程度でした。
 
 私は今でもあまり気にしていません。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「小屋裏通気経路 ふさぎ」
 ________________________
 
 170



 
 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 屋根裏(小屋裏)の写真。
 屋根の頂上部で空気(青矢印)を抜く
 棟換気への通路が断熱材(赤丸)でふさがっている。
 
 これでは設計どうりの換気ができない。

 
 ◆内容説明
 
 部分的な1枚の写真ではわかりにくいですね。
 
 設計内容としては
  通称-棟換気というシステムです。
  
 屋根の熱で温まる屋根裏の空気を
 屋根の頂上部から抜く設計になっています。
 
 今回、通気の経路が小屋裏収納の天井部にあたり
 断熱材が入れられたために通気をふさいでしまった。
 
 
 
 ◆対策
 
  小屋裏収納を作る。
 
  効率のいい 棟換気にする。
 
 両者を別々に考えていると
 今回のような支障に気が付きません。
 
 当然やっている大工さんは気が付きそうですが
 そのまま進めてしまうケースも多いでしょう。
 
 現場をよく見るなどチェックが必要です。
 

iekensa at 10:49│Comments(0)TrackBack(0) その他 

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