欠陥住宅事例105(商品偽装)欠陥住宅事例107(梁接合部ボルト忘れ)

2008年08月26日

欠陥住宅事例106(下端筋入忘れ)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 午後、珍しく事務所で仕事。
 でも電話が多く、書類が進みません。
 
 
 
■ 今回の事例__________________
 
 ・「基礎立上がりの下端鉄筋抜け」
  _______________________
 
 106








 写真解説:基礎立上がり、下端の鉄筋がない。
 
 
 ベタ基礎の立上がり部分
 一番下の「鉄筋を施工し忘れた例」
 
 
 基礎の鉄筋の中で一番太い鉄筋を使う箇所は
 今回の部分と同箇所の上部の鉄筋です。
 
   
 
 会社によっていろいろですが
 
 法的には最低直径13mm以上
 
 16mm、19mmなどもよく使われます。
 
 
 今回はベタ基礎でスラブ部分の鉄筋と
 混同したようですが
 
 位置が横にずれているのでNGです。
 
 
 太い鉄筋を使う=耐力的に重要箇所です。
 
 
 
 ◆対策
 
 このような事例、
 外周部では間違いにくく
 内部の立上がりで起きやすいです。
 
 
 検査する側も気にしていないと
 気が付かないと思います。
 
 細かく見るしかないですね。
 
 

iekensa at 17:02│Comments(0)TrackBack(0) 基礎鉄筋 

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