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2007年11月08日

欠陥住宅事例42

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
   『排水工事の不備』を紹介します。
 
 
■今回の事例_____________________

 ・洗濯排水の床下接続部で下水からの臭気を防ぐ措置
  をしていない。
  
  _________________________
 
 42






 
 
 今回の事例は構造的などと違い重大ではないですが
 良くある例でありまた、浄化槽でなく下水の場合
 虫も入ってくるので取り上げました。
 
 先週、この写真の現場ではありませんが、トイレ内
 の手洗いの接続部に隙間があり、そこから虫が入り
 虫だらけ(約50匹以上)の現場を見ました。
 
 これは気持ち悪かったです。
 あまりの気持ち悪さに写真を撮り忘れました。
 
 
 
 
 下水管の臭いははっきり言ってくさいです。
 トイレの排水、流しの排水が流れるので当然です。
 
 
 この臭いが部屋内に上がらないように設備機器には
 S字など「くにゃ」っと曲がった形状の「トラップ」
 が排水管の途中についています。
 
 あとは水道業者が接続口をきちんとすれば良いですが
 この部分のキャップが緩いとか、簡単なテープ巻き
 だけという事例がよくあります。
 
 
 部屋内でくさいと思ったらまず、今回の事例のような
 下水の臭気を疑ってください。
 
 
 
 ◆対策
 
 最近の設備機器は排水接続部にカバーがあり
 外すのが困難で検査時に見れないことが大半です。
 
 職人に任せるしかありませんが、入居後に臭いを確認
 することが良いでしょう。


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