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2007年11月01日

号外4  いい現場の「簡易見分法」

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 今回はいつもの欠陥事例紹介とは違った内容を
 お伝えします。
 
 
 「問題のありそうな現場の簡単な見分け方」
 
 
 私は今まで検査を850件以上行ってきた経験上から
 検査をする前に現場を見た瞬間、現場の出来を想像する事が
 できます。
 
 
 これはほぼ 「はずれ」 ません。
 
 
 最後まで読むと当たり前のこととわかりますが
 あらためて言われると納得できる事です。
 
 
 
 
 まずは【基礎工事】ですが
 
 ○「鉄筋がぱっと見てきれいに組んである」
 
  斜めになっていたり、バラバラな感じがしない
  
  
 ○「地面と鉄筋のかぶり(地面からの離れ)が規定の6CM以上
  きちんと取れている。」
  
  地盤の水平を出すのは非常に手間です、手がおろそかな職人
  はかぶりの確保がまずできません。
  
  
 次に【大工工事】
 
 ○内部の材料の整理整頓、清掃状況がきれい
 
 ○釘やビスの打ち方がきれい
  
 
 これらは「几帳面さ」が出る箇所です。
 腕もありますが几帳面な性格が仕事全体に表れます。
 
 
 
 ここまで読んでいただいたらわかったと思いますが
 職人の几帳面さを見れば問題がありそうかどうかがわかるんです。
 
 一部だけ几帳面という事はまずありません。
 几帳面な職人は完璧主義の人が多いです。
 
 この反対の汚い現場でいい仕事はほとんど見ません。
 
 
 
 今後の参考にしてみてください。
 
 ただ、基準を知らないなどの無知な場合は問題があるので
 この点を注意すればよりいいです。
 (第三者検査などでカバーする事をお薦めします)
 

iekensa at 23:33│Comments(0)TrackBack(0) 号外 長井のコラム 

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