2×4の問題中古住宅検査

2007年03月17日

2×4の問題

今日の1つは検査は2×4の完成検査でした

良く問題となるのが石膏ボードの耐力壁の取り方。


今日の現場は1階の一方向の耐力壁が基準法ギリギリ
の設計でした。ギリギリの設計は何か不備があると
基準法を下回る可能性が高いため絶対にお薦めしません

ただ、壁量計算書も素人では見方がわからないため
プロに見てもらうことをお薦めします。

検査の結果ですが

石膏ボードのビスピッチをユニットバスの天井裏から
確認すると規定より広く打たれていました。
サーモグラフィーでクロス下のビスを写しても
ピッチは基準どうりではありませんでした。

また、使用しているビスが耐力の認定が取れているか
も疑問でした。

つまりかなりの耐力低下の恐れが発覚しました。


2×4の現場に限らず基準が複雑で職人に浸透してない
事がこのようなことが起きる原因です。
事例としましては珍しくありません。


明日は検査の予定がぎっしりです。
完璧な現場にあたりたいです。




iekensa at 21:34│Comments(0)TrackBack(0)

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