2010年03月09日

事例249(雨天のコンクリート打ち)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 雨でプラス寒い。
  現場へ出るには嫌な条件。
  
 特に外壁部のチェックでは
  樋がないので屋根からの雨をまともに受けます。
  
 今日もこのあと、がんばって検査に行ってきます。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「雨天のコンクリート打ち」
 ________________________
 
 249
  
 





 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 たまたま見かけた大雨の中での基礎コンクリート打ち。
  東証1部上場企業の現場です。

 
 
 ◆内容説明
 
 最近は施主さんの心理を考慮し、
  小雨でもコンクリートを打たないのが常識。
  
 
 大雨で、コンクリートを打つと
  内部に雨が入り、水分量が多くなる。
  
 また、表面が流れることがあり
 
 打ってはいけません。
  
  
 これは自宅近くで見かけた
  「アパート」の新築現場。
  
 
 工期がないのか、
  アパートだからという意識が造る側に
  きっとあるんでしょう。
  
 
 
 ◆対策
 
 基本的に雨天はコンクリートを打たない。
 
 作業途中に雨が降る可能性がある場合は
  養生の準備などをする。
  
 
 
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■(2)編集後記


 欠陥を掴まされた。
 
 自分の落ち度といえば「その業者を選んだ」ことくらい。
  
 それなのに「泣き寝入り」しかない。
  
  
 今、私が担当している物件で
  数件はこうなりそうです。
 
 
 その中でやりきれないのが
 
  施主自身が紛争のやり取りで
   精神的にまいってしまい
   これ以上、交渉を続けられなくなるケース。
  
  
 実は相手が大手ほど、この傾向は強い。
 
 購入する側は大手という安心感から
  多少高くても購入を決めるケースがある。
 
 紛争になり、手のひらを返されたショックは大きい。
 
 
 
 「顧客第一」とかいう理念や広告に
 
  皆、騙される。
  
 
 
 騙されたくない人は是非、この本を読んでみてください。
  値段は480円と安いですが内容はすごいです。
 
 『コワ〜イ不動産の話』宝島社 宝島編集部・編

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2010年03月05日

事例248(外壁内通気)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今週もタイトなスケジュールでした。
  たまった書類を目の前にして書いています。
  
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「外壁内通気」
 ________________________
 
 248
 





 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 外壁通気層、胴ぶち(横に付いている木)が
  連続し通気(赤矢印)を妨げている。
 
 (防水紙に企業名が入っているので消してあります)


 
 ◆内容説明
 
 「外壁内通気措置」
 
 公庫仕様書などにも定められ一般的になっています。
 
 
 これは何のために設けるか?
 
 ・防水 ・・万が一外壁内に雨が入った場合。
 
 ・壁内結露防止 ・・壁内の水蒸気を排出する。
 
 
 このように非常に大事なものですが
  仕上げる外壁材によっては写真のように
  通気確保のための木が施工上、仕方なく
  横に打たれてしまいます。
  
 
 このような場合、外壁材メーカーでは
  1.8mごとに3cm程度の隙間をあけるように
  マニュアルに明記しています。
 
 今回はそれが守られず、通気を止めてしまった。
 
 
 
 
 ◆対策
 
 大工さんなど施工する人に
  通気層の重要性を認識させること。
  
 あとは、外壁を張る前に通気を検査すること。
 
 
 
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■(2)編集後記


 児童虐待のニュースが目に付きます。
 
 
 繰り返される悲惨な事件で
  児童相談所など、行政の無力さも気がかりです。
  
 
 住宅では、行政の無力さはもっとひどい。
 
 先月、私が行政の担当者と話したとき
  相手のこんな言葉が強く印象に残りました。
  
  
 「多少のことは仕方がない、特に住宅程度なら」
 
 
 消費者側の意識とは、かけ離れています。
  
 
 このように行政は積極的に介入してくれません。
  無料で動いてくれる、行政へ頼りがちですが
  解決するにはやはり無理があります。
  
 
 問題解決は費用がかかっても
  当社のような会社、弁護士へ頼むことが必要です。
 

2010年03月02日

事例247(ドアの反り)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日は、検査へ行く前に
  書き上げようと、がんばりました。
  
 
 今回の編集後記は必ず読んでくださいね。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「ドアの変形」
 ________________________
 
 247
 









 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 完成直後、室内ドアの中央部が反って
  閉まらない。製品不良。


 
 ◆内容説明
 
 ドアが反る原因は乾燥、湿気によることが多い。
 
 既製品の内部ドア。
  ほとんどが内部は骨組だけで空洞になっています。
  
 表面の材料か内部の骨組
  どちらかが変形してしまった。
 
 
 どんな製品でも不良品は出ることはあります。
 
 本件はドアを交換してもらいました。
 
 
 
 ◆対策
 
 このような症状は入居初期に出やすい。
 
 
 無理して使っていると
  保証期間が過ぎてしまうので
 
 おかしいと思えば早めに申し出るとよいです。
 
 
 
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■(2)編集後記


 先週土曜日、こんな電話がありました。
 
 
 「お前か!基礎を壊せといっている奴は!」
  「事務所に怒鳴り込みに行ったろか!」
 
 
 来るなら来ればいい
  私は困らない。
 
 ビデオで業者が怒鳴る映像を撮って
  テレビもしくはインターネットで配信できるし、
  内容によってはすぐ、刑事告訴もできる。
 
 実は過去、ヤクザに3回呼び出しを受け、
  交渉を切り抜けることは慣れています。
  

 この人は
 
 建設業の許可がないのに事実上、工事を請け負い、
  基準法に違反する工事をしているのに
 
 この態度。
 
 
 また、この現場を設計監理している建築士も
  私に直接文句を言いたいらしい。
 
 施主から聞いた話では、
  建築士は筋を曲げない私のことを「煽り屋」
  と言っているらしい。
   
 私は法律、基準に沿って意見しているだけ
  
 施主が自分で「いい」と言えば別ですが
  立場上、ダメなものに対し「いい」とは言えません。
 
 
 
 例えば、施主の了解なく「壁耐力」を
  全体に下げて数字的にクリアする計算書を出してきた。
   
 お客は200馬力の車を注文したのに、
  「150馬力にしておきました」みたいなことを
  平気でやっているわけです。
  
 
 
 信じられないかもしれませんが
  未だにこんな業者がいるんです。
 
 
 こんなのに比べたら
  トヨタのリコール対応なんてかなりまし。
 
 最終的に認めて、直すわけですから。
 
 
 この現場もきちんと改善するなら
  今後、私は協力を惜しまないつもりです。
  
 
 
 いつも言っていますが、
  安易に業者を決めたらダメです。
  
 最初から「裏の顔」は決して見せません。
  
 
 
 今、私は「同士の検査会社」などと組んで
  こういう問題を排除しようと行動しています。
  
 
 
 ここで「同士の検査会社」と書いたには理由があります。
 
 実は、検査会社もいろいろ
  どこも同じではないです。
 
 料金の半分以上を上前ではねて、
  設計事務所などへ下請けに出す会社もあります。
 
 ただの下請けでは
  今回のように相手が強く出てきた場合
  対応できないでしょうね。

 
 今回のような話は
  是非、お友達などにも広めて欲しいです。

iekensa at 09:08|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!仕上げ 

2010年02月26日

事例246(断熱材の抜き取り)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日は朝から現場でした。
  編集後記に記載する「トラブル」もあり
  一日バタバタしました。
  
 
 ようやく最終予定の「相談」が終わり
  今、お茶を飲んでほっとしています。
  
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「断熱材の抜き取り」
 ________________________
 
 246
 




 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 床下調査で発見。
  断熱材が抜き取られた。
  理由は不明。

 
 ◆内容説明
 
 床下断熱材の一部が抜き取られていた。
 
 断熱欠損になりNGです。
 
 
 
 点検口などの開口もなく
  誰が何のためにおこなったのか不明。
  
  
 それでも理由を推測すると
  床下点検口の位置を変更したのでしょうか?

 
 
 ◆対策
 
 全現場の床下を完成時に検査するのは
  現実的ではありません。
 
 断熱材を施工する職人さんに
  断熱材の重要性を理解させることが大切。

 
 
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■(2)編集後記


 今日検査に伺った積水ハウスさんの現場。
 
 
 約束の10時になっても誰も来ない。
  現場は鍵がかかっている。
  監督さんへ電話してもでない。
 
 こんな状態が40分。
 
 
 原因は電話で時間の打ち合わせをして
  
  10時と13時をどちらかが間違えた。
 
 確か携帯で連絡を受けたときは
  新幹線に乗ろうと急いでいて
  私が間違えたかもしれません。
  
 
 長くこの仕事をやってきて
  初めての出来事。
  
 やはり、メール、ファックスなど
  書面で打ち合わせしないとダメですね。
  
  
  
  
 
 最近、いきなり電話で相談されるケースが多いです。
 
 言っていることを理解できないことも大半です。
 
 前もって資料を送付いただくか
  メールなど、文章でいただくと
  スムーズに返事が出来ます。
 

iekensa at 19:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!断熱材 

2010年02月23日

事例245(筋交いの切断)


こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日は朝から欠陥調査などに出かけ
  4時頃、事務所に戻りました。
  
 電話や来客で
  2時間があっという間に経過。
 
 
 今からたまった書類を片付けます。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「筋交いの切断」
 ________________________
 
 245 





 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 筋交いを切断し、収納を壁内へ埋め込んだ。
  当然、こうなれば筋交いの役割は果たさない。


 
 ◆内容説明
 
 半年くらい前にも類似例を紹介しました。
 
 
 筋交いが見えなくなってから
  壁に穴を開けると
  
 このようになる可能性があります。
 
 
 本例のように全て切り欠いて
  取りのぞいてしまうのは
  故意であり、悪質です。
 
 
 
 ◆対策
 
 図面上できちんと計画する。
 
 または、センサーなどで筋交いの位置を確認する。
  

 
 
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■(2)編集後記


 「Twitter(ツイッター)」が何かと話題になっています。
 
 
 私も興味はありますが
 
 何となく始めてしまうと
 
  ただ、「つぶやく」だけのものになりそうです。
  

 内容、関係性など有意義なものになるように
  本などで情報を集め準備してから
  始めたいと思います。
 

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